
ニキビの原因として良く耳にするのが、
アクネ菌・皮脂・スキンケア製品ではないでしょうか?
ここでは三種類のニキビの原因について説明しましょう。
一番目はアクネ菌ですが、
本当は人のお肌にある常駐菌で良い作用をしてくれます。
例えば、
腸内にいる乳酸菌を考えて頂くと理解と思い ますが、
乳酸菌は消化機能をサポートしてくれる菌です。
乳酸菌がなければ腸の調子が悪くなってしまいますので
ヨーグルトを食べたりしていると思います。
アクネ菌も同じようにお肌のpH値を調整する作用があり、
アクネ菌がなければお肌を理想的な弱酸性を保つことができなくなって、
お肌トラブルになります。
アクネ菌は赤ニキビの原因物質でありますが、
アクネ菌が悪いということもないのです。
二番目は皮脂ですが、
ニキビは毛穴が塞がってしまって
皮脂が蓄積することによって発生しますから、
皮脂が悪いと思いがちですが誤解です。
脳血栓になったら血液が悪いかというと、
そんなことはありません。
実の所、皮脂は優秀な天然のクリームで、
どんなに優秀なスキンケアクリームでも皮脂以上のものはないです。
ニキビが原因で皮脂をなくしてしまうと大変なことになってしまいます。
思春期ニキビの印象が強いですから、
皮脂が分泌されるピークは高校生あたりかと考えがちですが、
正解は、25歳前後になります。
女性と男性を比較すると男性の皮脂量が凄く多くて女性の2倍半ほどです。
身体の部分で皮脂量が多いのは、
顔の正面部分でTゾーンと首から胸あたりとその裏側の背中部分が皮脂量が多くなっています。
けれども、その部分に皮脂量が多いからといってもそれなりに毛穴も太いのでニキビができやすいとも言い切れない面があります。
三番目は、
間違ったスキンケア製品の使用です。
これが一番ニキビには悪影響があるのではないでしょうか。
ニキビ改善で最も効果があるのがスキンケアの見直しです。
けれどもスキンケア製品を変えても改善しないとか、
さらに悪化したりするケースも多いです。
化粧品の販売スタッフのニキビについての説明は上手に説明されるので、
ついつい思い込んでしまうことが多いです。
商品を売るがために当然だとは思いますが、
鵜呑みにせずご自分に合わない場合は使用をやめましょう。
以上、
ニキビの原因として良く耳にする
アクネ菌・皮脂・スキンケア製品を説明しました。
スキンケア製品が全部悪いという意味ではないので誤解のないようにしてくださいね。